フリーのプログラム言語HSPによる、
文字情報主体のシンプルで自由度の高い野球ゲーム
「テキストスタジアム」を制作中です。

ss2012.png

◆ 2012/11/1 ◆
「トライアル版 」HSPプログラムコンテスト2012 に応募しています。

公開予定の選手データに、
ニコニコ動画ででこるんさんが公開されている、
「東方野球in熱スタ2007」の設定をお借りしています。
※コンテスト応募版は東方野球のデータではありません。

2014年04月16日

「建造ノ書 壱」を予約したのを契機に「艦これRPG」について書いてみる

またぞろTRPG関連の話題であります。

先日、「アリアンロッド2E」のGM持ち回りキャンペーンで、このシステム初のGMをやる機会がありました。
かなり前、「ドラゴンアームズ改」のルールブックを読んで思いついた原案を元に、世界観に合わせていろいろと変更したシナリオを作りましたが、大筋に関係ないNPCの無駄なシーンを入れてしまったことや、途中の情報収集その他で設定した難易度が低すぎるなど、反省点がいくつか思い起こされます。

中でも、事件の黒幕的なNPCに対して、「怪しい行動がないか注意しておく」と発言していたプレイヤーがいたのに、なしくずし的に予定通り話を進めてしまった点は、終わってから考えてみれば、そのプレイヤーの行動を尊重した演出を入れたとしても、簡単に言えば「機先を制して怪しい奴を斬ったが、実はラスボス(封印されていた魔物的な)を呼び出す準備は完了していた」、みたいな流れでシナリオの予定から逸脱せずに進められたはずでした。
GMが強引に「イベント進行」させたようになって、ちょっと申し訳なかったなぁと……

続きまして、ここ最近の新作ゲームの話題。
冒険企画局河嶋陶一朗さんの手による「艦これRPG」、私はだいたい発売当日くらいに入手できましたが、その機会に合わせて買うつもりでいた「メタリックガーディアン」のサプリメント「ラディアントブレイヴ」は品切れで買えませんでした。


「ラディアント〜」も後日に入手できました。

自分の感覚としては、まあ「艦これRPG」はネタがネタだし、地元の書店、普段はTRPG関連の本が入荷しない店でも買えるだろうが、「ラディアント〜」は日本橋あたりまで出向く必要があるだろう、そのついでに「艦これ〜」も買っておくか……という気でいたのが、ここまで(艦これRPGが)品薄になるとは正直、意外でした。

さておき、まだ実際にプレイの機会は持てていない「艦これ〜」ですが、冒企お得意の"サイコロ・フィクション"のルールに、原作の雰囲気を上手く取り込んでいるように感じられる一方、普段からTRPG(というかサイ・フィク)に馴染みの薄い者にとっては、これは少々とっつきのよろしくない、実際以上に複雑なルールだと受け取られがちなのではないか? とも思われました。

例えば、キャラクターが戦闘で受けるダメージ・被害の程度を決定する際、「現在、HPが20点あります。 → そこに、敵から 3点のダメージを受けたので、残りのHPは17点です」といった、ある意味、多くの人に(ドラクエとかを通じて)よく知られたシステムと違う、ボードシミュレーションゲームに近い(?)ものになっているなど、原作との差異の大きい部分が、戦闘というゲームの重要な箇所にあります。

一見すると、「普段から、あるいは過去にTRPGを遊んだ経験のない層への配慮」が、あまり盛り込まれていないようにも感じられました。

が、しかし、「実際以上に複雑そうに見えるのでは?」という危惧はあるものの、「実際にはそこまで難しいルールではない」こともまた事実です。
この題材に興味を持ち、それなりに理解しようという意志のある人間が読めば、普通にわかる程度の内容には違いありません。

「艦これ」がRPGになったことで、これまでまったく縁のなかった人が、「TRPGのルールブック」を手に取る行動を起こしています。
それは河嶋さんが繰り返し述べておられる、「今作を機会に、TRPGを遊ぶ人が一人でも増えないかな」ということの礎に他なりません。

その契機となるためのゲームが、とにかく初心者向けで、ただ原作のキャラクターを用いただけの、単純でわかりやすいことのみを旨とするものだったとすれば、前述の役割を果たすことは難しいでしょう。

この内容を「いくら読んでも理解できない」、または「あえて理解しようという気にすらならない」のなら、それはその人の趣味趣向として、TRPGファンになる素養がなかった(それは何も悪いことではない)というだけのことなのです。

逆に、とりあえず一人プレイゲーム(机上演習)とかをやってみる気になって、アナログでサイコロを振りつつ記録を取る遊び(TRPGには他の要素も多々ありますが)に、少しでも楽しさを覚えたり、次は人間同士によるセッションをやってみたくなったり、あるいは別テーマのTRPGやそのリプレイの書籍なんかに手を出したりしてみるようなら……
「艦これRPG」が、将来に渡ってTRPGに興味を持ってくれるかもしれないファン候補を開拓したことになるのです。

河嶋さんをはじめ、冒企の皆さんが(この業界に携わる、他社を含めた大多数の方々と同じく)TRPGを愛しておられることは先刻承知でしたが、このように「流行りもの」を扱っても、しっかりと自社で研究開発を続けているサイコロ・フィクションのルールに落とし込み、内容のある作品に仕上げられたことを実感するにあたり、私の中の「冒企株」は大きく上がりました。

今後の予定などを見る限り、現在ほどのブームがどれくらい続くかは未知数ですし、「話題になっているうちに一気に!」という事情もあってか、かなり矢継ぎ早にサプリを出すスケジュールのようで、スタッフの皆さんは大変かと思われますが、ひとつ奮起していただきたいと期待しております。

私自身が「着任ノ書」を読んだ感想としては、まず心にとまったのが冒頭の解説漫画でした。
そういえば「ゲームフィールド」誌上に連載中の、FEAR鈴吹太郎さんの語られるTRPG入門の記事でも、「まずルールブック(こちらで扱っているのは『アリアンロッド2E』)で読んでもらいたいのは冒頭の漫画」だということが述べられていました。
わずかな分量の内に、世界観の紹介やプレイヤーのゲーム中での目的などが、簡潔に説明されているからだそうです。

そうした役割のためのものと考えるなら、私が見る限り、おおよそ「艦これRPG」の冒頭漫画は完璧です。

原作ゲームの説明から始まって、そういう元々のキャラクターが固まっている題材をTRPGとして遊ぶにあたり、発売前から疑問が持たれたり揶揄されたりすることのあった、「艦娘のロールプレイをして、(PLがおっさんでも)キャラの口調で喋ったりせないかんの?」という懸念を解きほぐし、RPG版で如何に楽しむかを提示した上で、簡単なゲームの流れを解説して「『艦これRPG』の世界にようこそ」と締める。
4ページと短い分量の中で、この過不足のなさ!
素晴らしいっ!!

この見事なオープニングコミックを、私が十代の時分から業界で活躍しておられる、藤浪智之さんと佐々木亮さんのコンビが手がけられていることは、一応はそれなりに長い間(ブランクは挟みつつも)、TRPGに親しんでいるファンの一人として嬉しく思えました。


いよいよ発売されるサプリ第一弾「建造ノ書 壱」を注文したのを契機に、今回の記事を書かせてもらいましたが、にわかに私の脳内で、自分流の解釈を加えた「妄想艦これワールド」における、3〜4回程度のキャンペーンシナリオの構想が浮かんでいます。
本当に突如として「降りてきた」という感覚です。

地元サークルでプレイの機会を持てないものかと打診している最中ですが、実現させられた場合は、原作の「艦これ」を知っている人も知らない人も楽しめる(しかし、構想中のシナリオは超絶級の鬱展開)セッションを目指したいと考えております。
ラベル:艦これRPG TRPG
posted by うずランド at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。